旅の大切な思い出写真や動画を撮影したり、ホテルの予約情報、Map、電車など交通ルート検索、お店の検索など、現代の旅にスマホは必須のツールです。なくても楽しく行ける!という方もいらっしゃると思いますが、その方はここより下は読まなくていいかもしれません。
旅のスマホの利用頻度、めっちゃ高くなりませんか?私は飛行機や電車などの待ち時間にずっと携帯触ってる気がします。スマホのバッtリーはぐんぐん消費され、いつの間にやら 20%切りましたというアナウンス。電池切れはもはや死活問題。
そんな現代の旅の必需品とも言えるスマホのお守り、モバイルバッテリー。実際、モバイルバッテリーなんて、使えればどれでも一緒でしょ?と思ったあなた、ノンノンノンでございます。
今夏ご紹介するモバイルバッテリーは一味違います!
今までに10機種以上のモバイルバッテリーを購入してきた私が「SMARTCOBY Pro-30W」をレビューいたします。
この記事のポイント
- 実際に買ってみてどうだった?
- SMARTCOBY Pro-30Wの特徴
- 他機種との比較
実際に買ってみてどうだった?
結論、買ってよかったと思っています。
日常のお出かけから一泊の旅行くらいなら、これ一台で十分に足りています。(二人で兼用するとややきついです。)
充電速度、サイズ感、使い勝手、保証など総合的に見て特にネガティブな要素はなく、費用対効果を考えても十分にいいモバイルバッテリーだと思います。評判の理由もわかります。
もっと安くて同容量のモバイルバッテリーもありますが、個人的に一番大きなアドバンテージは保証面だと思いました。(これにつきましては後述しております。)
CIO SMARTCOBY Pro-30Wの特徴
- 軽量、コンパクト。クレジットカードより横幅が小さい。
- 約10,000mAhの大容量でiPhone14を2回以上充電可能
- 最大出力30WでMacBook Air(M1、M2対応)を急速充電
- USB-CとUSB-Aの2台同時充電
- バッテリー残量表示が0%-100%までのLED表示
- 国内メーカーによるサポートの良さ
外観と付属品

クレカサイズよりも幅はコンパクト。厚みはタバコのケースくらいのイメージです(喫煙者ではありませんので比較はできませんでした)。
表面がゴムのような、シリコンのようなちょっとサラッ、しっとり、といった感じの質感です。使用していくうちに傷や劣化などで、表面のコーティング部分が剥がれる可能性はありそう。
最大30W出力なのでiPhone、Androidスマホ、タブレット、MacBook Airなどの急速充電ができる(対応ケーブルが必要)
10,000mAhクラスのモバイルバッテリーは20W出力が多いですが、SMARTCOBY Proなら30Wの出力が出せるためMacBook Airなどの充電でしたら純正充電器と同等の速度で充電できます。
なお、十分な速度で充電するには急速充電に対応したケーブルが必要です。iphoneでしたら純正でLightning to USB-Cのケーブルが販売されておりこちらは急速充電対応となっておりますし、Androidなどでも「PD対応ケーブル」などで検索していただくと色々と出てきます。
メーカーの公表では、iphone12でしたら、2.2回の充電が可能とのことです。
液晶による電池残量デジタル表示や急速充電マークが見やすい

デジタル表示によって残量がわかりやすくなっており、緑のサインは急速充電しているという印です。
※急速充電対応のケーブルでないと、通常の速度になります。
パススルー機能
デバイスを充電しながら本製品にも蓄電が可能なパススルー充電という機能がついています。
コンセントー充電器ーモバイルバッテリーデバイス(スマホなど)
という繋ぎ方をすると、デバイスの充電が先に行われ満タンになるとモバイルバッテリーに充電が始まる、ということです。頭の片隅に入れておけば、何かの時に使うかもしれない、という程度の機能です。
国内メーカーなので保証対応が素晴らしい
私が購入後、3ヶ月ほどでUSB-Cポートから突然充電できなくなりました。
オフィシャルサイトからサポートに連絡すると、「代替品を送りますので、お持ちのものは同封した封筒に入れて送り返して下さい」と、翌日返信が返ってきました。
数日後、新品の同商品が、検品済みのコメントと共に送られてきました。
こういったサポート体制や迅速な対応など、安心感あるメーカーというのはとても心強いですね!せっかく購入したものも、絶対壊れないという保証はありませんから。
他機種との比較
今回比較するのは、CIO SMARTCOBY Proと同等の容量ということで、手持ちの約10000mAhものから Anker PowerCore 10000 PD Reduxと、PowerCore Fusion 10000の2機種。

出力
CIO SMARTCOBY Proは最大30w
Anker Power core 10000 REDUXは最大25w
Anker Power core Fusion は最大20w
となっております。CIOはコンパクトなのに高出力なのがわかりますね。
サイズ比較。
CIO SMARTCOBY Pro-30w
- 幅:7.7cm
- 奥行き:5.6cm
- 高さ:2.6cm

Anker PowerCore 10000 PD Reduxとの比較です。
厚みはほとんど一緒、幅は5mmくらいCIOの方が大きいけどさほど気にならず。長さはなんと2/3ほど。
そして重さ。

CIO SMARTCOBY Proは重さ、176gです。

対するAnker PowerCore 10000 PD Reduxは192g、大きさの割には200g切りと優秀。

こちらはAnker PowerCore Fusion 10000。
単体でコンセントに直差しできる充電器です。そういった機能が備わっている分大きく重いのは仕方ないところ。

こんな感じでコンセントが出てきます。長期や連泊予定の場合は充電器が要らなくなるので便利ですが、やや重いです。
ちなみに今回比較しているAnkerの二つは1、2年前に購入したちょっと前の機種です。
【CIO SMARTCOBY Pro 30W】のデメリット
正直特になし
価格は比較的抑えられていると思いますし、メーカーの対応も十分、機能の上でも申し分ないと思いました。10000mAhの容量のモバイルバッテリーの中では推せるものでした。
まとめ
いかがでしょうか。
旅先でスマホバッテリー切れから解放される10,000mAh。30Wの急速充電でPCの充電も可能。他社と比較してもコンパクトで軽量。
とこれ一台で大抵のことはカバーできそう。バランスの良さはピカイチだと思いました。
旅の荷物は軽い方がいい、もっと軽いものがいいという方は5000mAhのものやそれ以下のサイズであれば、価格もさらにお安くなると思いますし、携帯性も上がると思います。
私はリュックで出かけるのがメインですので、携帯性よりも、容量、機能、価格のバランスを重視しています。ちょっとした収納ポーチにケーブルとバッテリーをまとめて入れて、バッグにポイです。

このケーブルはapple純正のライトニングtoUSB-C。急速充電対応のケーブルです。それを無印の「ポリプロピレン スマホスタンド付ケーブル収納」にくるくるまとめて収納しています。好きなケーブルが使えて、その上ケーブルがゴチャつくまどろっこしさも解放され、見た目スッキリ。さらにスマホスタンド機能までついていて約200円くらいという高すぎるコスパ。無印さんのすごさを感じます。